組織向け(研修・ワークショップ)

仕事におけるストレスの原因は「人間関係」が首位です。また組織における人間関係のギスギスが、チームの生産性を妨げることが示唆されています。学校現場、医療機関、コールセンターや接客業などの対人関係職においては特に、各自のコミュニケーションスキルが組織全体の活性化に直結しますし、組織の生産性にとっても各人の対人スキルは極めて重要な要因となります。

私たちは、精神疾患を持つ方に効果の高い精神療法をコアコンテンツとして、対人関係向上を通した活性化・生産性向上を実現する研修・講演を行っています。

最大のポイントは、日本では数少ない「対人関係カウンセリング」の手法を取り入れている点です。「対人関係カウンセリング」は、精神療法として効果の高い精神療法(対人関係療法)のエッセンスを抽出した簡易版で、

① メンタル未病(健康だが疲れていて生産性が上がらない)層に適用できる
② 簡便である
③ 適切なトレーニングを受ければ専門家でなくとも施行可能

といった大きな利点があります。
私たちはこの対人関係カウンセリング手法を応用した独自のメソッドで、メンバー,チーム,組織のさらなる活性化を実現します。

こんな組織にオススメです

・チームメンバーがなんとなくギスギスしていて、全体の雰囲気がよくない
・チームに覇気がなく、営業成績もイマイチである
・対話や意見交換が自由で活発に行えず、皆言いたいことが言えていないのが悩み
・チームとして良い人材を有効活用できていない気がする、うちには良い人材がいない
・学校現場、医療機関、介護施設など、いわゆる対人援助職場である
・コールセンターや接客業など、社員の対応によっては、お客様がクレーマーになることも

プログラムの流れ

  1. ニーズアセスメント(現状・課題をヒアリング→プログラム詳細を決定)
  2. 全体講義実施。講義内で「対人関係向上委員」を決定
  3. 対人関係向上委員に対するトレーニング研修(全3回)
  4. 検定試験(最終日)→合格→対人関係ファシリテーター(初級)任命
  5. チーム・組織内で、対人関係ファシリテーターによる研修実施(30分×3回)
  6. ファシリテーターによるフォローアップ研修とアクションプラン推進
  7. 専門家によるメンテナンス講義(対ファシリテーター)と振り返り
  8. 検定試験→合格→対人関係ファシリテーター(上級)任命
  9. 組織内での継続的な対人関係向上の取り組みへ

受講メンバーの効果

✓特性に合ったコミュニケーションのコツが身につく
✓対人(上司・同僚・部下・お客様と)の最適なつきあい方を、楽しく体感できる
✓別のストレス環境下でも、自分のこころを自分でケアする自信がつく
✓こころの自分ケアが身につき、イキイキと仕事ができる

ファシリテーターの効果

✓自分が学んだことを人に伝えることで、より理解が深まる
✓検定・認定制度が自己肯定感を高める
✓組織内でのインフルエンサーとなることで、自覚やモチベーションアップにつながる

組織の効果

✓精神的不調者が減少し、活力あるメンバーが増加:ワーク・エンゲイジメントの向上
✓各メンバーの活気が、チーム全体の活性化・生産性向上へ
✓組織内の人材で、メンテナンスが可能

メンバーの対人関係スキルの向上を通して、チーム・組織全体の活性化を実現します